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生産技術の資格おすすめ7選|難易度・試験日・料金を比較【2026年10月最新】

生産技術 おすすめの資格

生産技術でおすすめな資格7選は下記になります。

それぞれの資格の対策講座も、あわせてまとめました。

資格どんな資格か対策講座・教材
電験三種電気設備の
主任技術者
SAT
オンライン講座
機械保全
技能士
設備保全の
国家検定
JTEX
通信講座
エネルギー
管理士
工場の省エネ
の選任資格
SAT
オンライン講座
QC検定品質管理の
知識の検定
SAT
オンライン講座
CPE資格生産技術の
仕事を問う
公式テキスト
書店では買えない
技術士
(機械)
最高峰と
言われる資格
SAT
オンライン講座
TOEIC英語力の
スコア試験
ユーキャン
オンライン講座

資格は、目的を決めてから選びましょう。

同じ生産技術でも、会社や製品が変われば求められる知識は変わります。

取得には時間もお金もかかるので、本当に要る資格かを見極めてから取るのが近道です。

この記事を書いた人

となも|精密機器メーカーで設備導入・ライン立ち上げ・設備内製を担当する現役の生産技術職です。

複数の製造拠点を渡り歩いた現場経験から、生産技術のキャリア・転職の悩みを現場のリアル×当事者目線で発信しています。

≫ 詳しいプロフィール / Xでも発信中

ブログを書いている理由(タップして開く)

「10年後の自分が、今の先輩と同じ状況だったら」——ふとそう思ったのが、このブログを始めたきっかけです。

残業は増え、人は補充されず、責任だけ重くなる。

これは自分の会社だけなのか、生産技術職はどこもそうなのか。

答えは今も探している途中です。

このブログでは転職をあおるのではなく、あなた自身が納得して次のキャリアを選べるための情報を、現役の立場から正直に届けます。

目次

生産技術におすすめの資格7選

資格名から詳細へ飛びます

スクロールできます
資格名合格率受験資格次の試験試験申込み対策講座・教材
機械保全
技能士
3級 79%
2級 47%
2級は実務2年
(3級合格なら不要)
2級 2026/12/13
3級 2027/1/10
(申込は終了)
その次は
3級 2027年6月
2級 2027年12月
(どちらも見込み)
公式サイトJTEX
通信講座
電験三種13%誰でも2027年2〜3月
(下期)
公式サイトSAT
オンライン講座
エネルギー
管理士
34%試験は誰でも
免状に実務1年
2027/8/1(予定)公式サイトSAT
オンライン講座
QC検定3級 50%
2級 27%
誰でも3級 12/14〜3/21
2級 2027/3/21
公式サイトSAT
オンライン講座
CPE資格B級 45%
(累計)
B級は誰でも通年(CBT)公式サイト公式テキスト
書店では買えない
技術士
(機械)
一次 28%
二次 16%
二次は
実務4年超など
(条件あり)
一次 2026/11/22
(申込は終了)
その次は
2027年11月ごろ
公式サイトSAT
オンライン講座
TOEICスコア制
(10〜990点)
国内在住か
日本国籍
毎月公式サイトユーキャン
オンライン講座
2026年10月更新

試験日から逆算して、試験対策をしていきましょう。

機械保全技能士|設備保全に直結

設備の点検・修理・予防保全の知識と技能を問う国家検定です。

設備を見る生産技術なら、勉強した中身がそのまま日々の仕事に重なります。

3級2級
受検
資格
なし
(実務経験は不要)
実務2年以上
3級に受かっていれば
実務は問わない
(関連学科の卒業
などでも不要)
例年の
日程
年2回
6月と翌1月
申込は4月と
8〜9月
年1回
12月
申込は8〜9月
次の試験
予定日
2027/1/10
(申込は終了)
その次は
2027年6月ごろ
(申込は4月ごろ)
2026/12/13
(申込は終了)
その次は
2027年12月ごろ
(申込は8〜9月ごろ)
試験の
方式
学科と実技
機械系保全作業は、どちらもマークシート
電気系保全作業の実技は、
実際に作業する試験(一部マークシート)
試験の
内容
学科:○×30問
(60分)
実技(機械系):
70分
学科:○×25問
+四択25問
(100分)
実技(機械系):
80分
受検料学科 4,600円+実技 15,400円
(3級の実技は23歳未満なら減免あり)
合格率79%47%
JTEX
通信講座
15,400円
講座を見る
31,900円
実技対策:
動画 13,200円
実技対策:
会場セミナー+動画
26,400円
講座を見る
講座の
学習期間
3か月
(JTEX の3級講座の
受講期間)
6か月
(JTEX の2級講座の
受講期間)
試験の
申込先
公式サイトからネット申請のみ
合格率は2025年度・機械系保全作業(受検申請者に対する合格者の割合)。「ごろ」は例年の時期からの見込みで、公式の日程はまだ出ていません。

設備の担当なら、まず3級です。実務経験が要らないので、次の申込期間に申し込めば受けられます。

3級に受かれば、実務経験の年数を問わず2級も受けられます。設備保全を担当している人の候補になります。

電験三種|電気設備の法的要件

第三種電気主任技術者。高圧で受電する工場などの電気設備には、保安を監督する主任技術者を置くことが、電気事業法で決まっています。

主任技術者は原則、電験などの免状を持つ人から選ぶので、「法的要件」の資格と言えます。高圧で受電する工場などでは、要件を満たす外部の事業者に保安の管理を委託して国の承認を受け、社内では選ばない形もあります。

  • 今の職場:選任で仕事の幅が広がる
  • 転職:工場やビルの電気設備を扱う求人で生かせる
  • 資格手当が出る会社もある
CBT方式筆記方式
受験
資格
なし(年齢・学歴・実務経験を問わない)
例年の
日程
年2回
上期 7〜8月(申込 5〜6月)
下期 翌2〜3月(申込 11月)
次の試験
予定日
2026年度下期
2027/2/4〜2/28
(申込は
11/9〜11/26)
会場の予約は
12/7〜2027/1/7
2026年度下期
2027/3/21
(申込は
11/9〜11/26)
試験の
方式
会場のパソコンで
受ける
科目ごとに日時と
会場を予約できる
決まった1日に
会場で受ける
試験の
内容
理論・電力・機械・法規の4科目
受かった科目は、その次から
連続5回まで免除(申請が要る)
受験料7,700円
ネット申込
科目数によらず同額
合格率12.8%
SAT
オンライン
講座
Eラーニング 117,700円
DVD 137,500円
Eラーニング+DVD 148,500円
講座を見る
講座の
学習期間
1年
(SAT の標準学習期間)
試験の
申込先
電気技術者試験センター
のマイページ
※CBT方式は、会場のパソコンで受ける試験です。決められた期間の中で、自分で日時と会場を予約して受けます。予約期間は申込とは別で、予約しないと受けられません。
合格率は2026年度上期(受験25,127人・合格3,223人)。

受験資格がないので、電気の担当でなくても受けられます。

1回で4科目をそろえなくても、受かった科目は、その次から連続5回(年2回なので約2年半)の試験で免除を申請できます。科目ごとに進められる試験です。電気設備を担当しているなら、候補に入ります。

エネルギー管理士|省エネ法の選任

エネルギーを多く使う工場(原油換算で年3,000kl以上を使う製造業などの工場)では、省エネ法で、エネルギー管理士の免状を持つ人からエネルギー管理者を選ぶことが決まっています。

工場のユーティリティ(電気・蒸気・圧縮空気)や設備の省エネを担当する人に向いています。

熱分野電気分野
受験
資格
受験:制限なし
免状の申請:
省エネの実務1年以上
(エネルギーの使用の
合理化の実務)
合格の前でも後でもよい
例年の
日程
年1回・8月
(申込 4〜6月)
次の試験
予定日
2027/8/1(日)予定
申込期間は未発表
(例年は4〜6月)
試験の
方式
筆記
熱分野か電気分野を選ぶ
試験の
内容
4課目
課目Ⅰ(エネルギー総合管理及び法規)は両分野で共通
ほかの3課目は分野ごと
受かった課目は
翌年度・翌々年度に免除
受験料17,000円
合格率34%
SAT
オンライン
講座
Eラーニング
38,280円
講座を見る
Eラーニング
58,080円
講座を見る
講座の
学習期間
標準学習期間の
記載なし
講義動画 約34時間
(2026年度版)
標準学習期間の
記載なし
講義動画 約59時間
(2027年度版。
2026年度版は約49時間)
試験の
申込先
省エネルギーセンター
からネット申込
合格率は2026年度(受験8,783人・合格3,019人・熱分野と電気分野の合計)。2027年度の試験日は公式の予定です。講座の情報は SAT の講座ページから。

試験は、実務がなくても先に受けられます。免状を申請するときに、省エネ(エネルギーの使用の合理化)の実務に1年以上ついたことの証明書を出します。

1回で4課目をそろえなくても、受かった課目は翌年度と翌々年度の試験で免除されます。最長3年の間にそろえればよい試験です。エネルギーを多く使う大きな工場では、選任が要る資格です。

QC検定|品質管理の基礎を証明

品質管理の考え方と、統計の手法を体系で学べる検定です。

不良の原因を調べたり、改善の効果を数字で示したりする仕事と、勉強の中身がそのまま重なります。

3級2級
受検
資格
なし
3級に受かっていなくても
2級から受けられる
例年の
日程
年2回
約3か月の
期間内で
好きな日を選ぶ
年2回
3月・9月の1日
次の試験
予定日
2026/12/14〜
2027/3/21
申込は
10/19〜2/21
2027/3/21
申込は
12/11〜1/21
試験の
方式
CBT
テストセンターの
パソコンで受ける
自宅では不可
筆記
マークシート
試験の
内容
試験時間 90分
受検料5,830円
(第43回)
7,150円
(第43回)
合格率50%27%
SAT
オンライン
講座
8,580円
講座を見る
21,780円
講座を見る
講座の
学習期間
1年
(SAT の標準学習期間)
試験の
申込先
QC検定の公式サイトから
CBT の受検者
マイページを作り
会場と日時を予約
QC検定の公式サイトの
WEB 申込
フォームなど
合格率は第41回(2級は2026年3月15日、3級は2025年12月〜2026年3月の CBT)。受検者に対する割合。

どちらの級から受けてもよいので、まず3級で品質管理の全体をつかむのが取り組みやすい順番です。改善や不良対応をしている人なら、3級が候補になります。

CPE資格|生産技術専用の資格

正式名は「生産技術者マネジメント資格」。日本能率協会が認定する、生産技術の仕事そのものを問う資格です。

工程の設計、設備の調達、改善、コストに加えて、品質管理や生産管理まで。生産技術の仕事全体が出題の範囲です。

B級A級
受験
資格
なしB級に合格した人
例年の
日程
通年
次の試験
予定日
自分で決める
(受験日の前日までに予約)
試験の
方式
CBT(テストセンターの
パソコンで受ける試験)
試験の
内容
90分・90問
択一・語彙選択
合格 545点
(800点満点)
90分・60問
択一・語彙選択
合格 525点
(800点満点)
受験料16,500円19,800円
合格率45%74%
公式の
教材
公式テキスト
「生産技術者マネジメントガイド」
5冊セット 38,500円
公式の試験対策セミナー
オンライン・3日間・B級向け
(料金は申込ページで確認)
講座の
学習期間
公式セミナーは3日間
勉強時間の公式の目安は示されていない
導入企業の例では約40時間
(公式サイトの日立建機の話)
試験の
申込先
ピアソンVUE のアカウントで予約
(公式サイトに手順)
合格率は2009〜2024年度の累計。公式テキストは書店になく、公式サイトから取り寄せます。

公式サイトでは、TDKや日立建機のように、生産技術部門の社員教育として導入している例が紹介されています。

私は会社で聞いたことがありませんでした。導入している会社と、そうでない会社があります。

会社が勧めているなら、候補に入ります。

技術士(機械)|専門性の最高峰

技術者の国家資格の中で、最高峰と言われる資格です。

機械部門には「加工・生産システム・産業機械」の選択科目があり、生産技術の経験がそのまま題材になります。

一次試験二次試験
受験
資格
なし一次合格(または
JABEE 修了)のあと
監督者の下などで
実務4年超
または
一次合格の前も
含めて実務7年超
(理系の大学院の
期間で最大2年
短くなる)
例年の
日程
年1回・11月
申込は6月
筆記 7月
申込は4月
合格発表は翌3月
次の試験
予定日
2026/11/22
(申込は終了)
その次は
2027年11月ごろ
(申込は6月ごろ)
筆記 2027年7月ごろ
(申込は4月ごろ)
試験の
方式
筆記筆記+口頭
(口頭は筆記に
受かった人)
試験の
内容
基礎・適性・
専門の3科目
必須科目と
選択科目(筆記)
+口頭試験
受験料13,000円20,500円
合格率28%16%
SAT
オンライン
講座
部門別コース
21,780円
講座を見る
パーフェクト
141,680円
筆記・添削
119,680円
口頭試験対策
32,780円
講座を見る
講座の
学習期間
1年
(SAT の
標準学習期間)
標準学習期間の
記載なし
始めどきの例:
試験の9か月前か
6か月前(SAT)
試験の
申込先
日本技術士会(WEB 申請か郵送)
合格率は2025年度・機械部門(受験者に対する割合。二次は最終合格)。「ごろ」は例年の時期からの見込みで、公式の日程はまだ出ていません。

一次試験は誰でも受けられるので、ここは早めに済ませられます。

二次の受験に数えられる実務は、計画・研究・設計・分析・試験・評価などの業務で、補助的な業務は入りません。自分の仕事が当たるかは、日本技術士会の受験案内で確かめてください。

すぐに効く資格ではありません。一次試験から二次試験まで、何年かかけて取る資格です。

TOEIC|外資・海外拠点の転職に

合格・不合格ではなく、スコアで英語力を示す試験です。

海外に工場があるメーカーや外資系の求人では、歓迎の条件や足切りの基準としてスコアが出てきます。

  • 海外拠点とのやり取りがある人
  • 外資・グローバルメーカーへの転職
  • 何度でも受けてスコアを伸ばせる
TOEIC L&R 公開テスト
受験
資格
年齢・学歴などの条件なし
日本国籍か、日本に
住んでいる人が申し込める
例年の
日程
毎月(受験地で回数が違う)
次の試験
予定日
2026/10/25・11/15
(申込は終了)
2026/12/6(申込 10/26まで)
2026/12/19(申込 11/11まで)
2027/1/10(申込 10/27〜11/26)
試験の
方式
マークシート・約2時間
試験の
内容
リスニング:約45分・100問
リーディング:75分・100問
受験料7,810円
紙の認定証なし:7,700円
リピート割引:6,710円
(2026年12月の試験まで。
2027年1月からのリピート割引は
7,150円。使える回に条件あり)
合格率合否なし
(10〜990点のスコア)
ユーキャン
オンライン
講座
500点コース 29,000円
650点攻略コース 33,000円
講座を見る
講座の
学習期間
3か月
(ユーキャンの標準学習期間)
試験の
申込先
TOEIC公式サイト(IIBC)
会員登録して申込

毎月行われているので(受験地で回数は違います)、求人に英語の条件がある人は、まず1回受けて今のスコアを知るのが早いです。

国内の工場で完結する仕事なら、優先度は下がります。行きたい会社の求人に英語の条件があるかで決めてください。

ほかに候補になる資格

担当や工場によっては、名前が上がる資格です。

  • 危険物取扱者|化学系の工場の法的要件
  • CAD利用技術者試験|設備設計を担当する人
  • 機械設計技術者試験|設計の基礎の証明
  • PMP|設備投資や立ち上げの計画を証明したい人
  • 日商簿記|原価や投資の判断に関わる人

どれも「自分の担当に関係があるか」で決まります。名前を聞いたことがあるから、では取る理由になりません。

生産技術の資格は「目的」で選ぼう

一覧は見た。で、自分はどれを取ればいいの?

決め手は、資格の難しさでも知名度でもありません。あなたの目的です。

あなたはどちらですか?

  • 今の職場で、評価や仕事の幅を広げたい
  • 転職で使える資格がほしい

今の職場で評価や仕事の幅を広げたい

今の会社で効くのは、「持っている人がいないと困る資格」と「今の仕事に直結する資格」です。

  • 法的要件:電験三種・エネルギー管理士・危険物
  • 仕事に直結:機械保全技能士・QC検定
  • 会社が導入していれば:CPE資格

法的要件の資格は、選任されると担当できる仕事が広がります。資格手当が出る会社もあります。

ただし、資格をどう評価するかは、会社によって大きく違います。

私の職場では、資格の話はほとんど出ませんでした。手当の仕組みはあっても、生産技術で対象になる資格は少なかったです。

だから、今の職場のために取るなら、自分の会社で本当に評価されるかを先に確かめてください。確かめ方は4章にまとめました。

社内で上がるのか、転職するのか。そもそもの方向から決めたい人は、生産技術のキャリアプランを3つの道で整理した記事が参考になります。

転職で使える資格がほしい

製造業の求人票では、「歓迎」の欄に、こうした資格が書かれていることがあります。

  • QC検定
  • 電験三種
  • 機械保全技能士
  • TOEIC(海外拠点・外資)

ただ、「歓迎」は「必須」ではありません。資格がなくても応募できる求人がほとんどです。

遠回りになる選び方

目的を決めずに取ると、時間だけが減ります。

  • とりあえず何か取っておく
  • 難しさだけで選ぶ
  • 会社が評価しないのに、社内向けの資格を取る
  • 転職のつもりで、法的要件の資格を取る

電験三種のような大きな資格ほど、取ったあとに「使う場面がなかった」が効きます。目的を決めてから、1つに絞る。順番はこれだけです。

生産技術の転職で資格はどこまで見られる?

転職するなら、資格って本当に見られるの?持ってないと落ちる?

結論から言うと、転職で見られるのは、資格より経験です。

資格が加点になる求人はあります。でも、資格がないから落ちる求人は一部です。

求人票の「必須」と「歓迎」の違い

求人票の条件は、2つに分かれています。

必須

これがないと応募の土俵に乗らない条件。製造現場の理解や、設備の経験など

歓迎

あれば加点。なくても応募できる。資格の多くはここに入る

私が内定した求人票は、こうでした。

  • 必須:製造現場を理解していること
  • 歓迎:G検定・E資格(AIの資格)

歓迎に書かれた資格は、どちらも持っていません。

資格が「必須」に入るのは、電気主任技術者の選任のように、法律で持っている人が要る仕事です。まず見るのは、必須の条件に自分の経験が当てはまるかどうか。資格の欄は、そのあとで十分です。

面接で評価されるのは資格より経験

面接で聞かれたのは、こういうことでした。

  • 担当してきた業務の中身
  • 改善で何をしたか
  • どの場面で、何を判断したか

検定や免許の話は、一次面接でも最終面接でも、一度も出ませんでした。

内定のあとに担当者から聞いた、評価された点はこの2つです。

  • 分からないことを独学で身につける姿勢
  • 学んだことを現場に還元してきたこと

資格の名前ではなく、「何をやってきて、何ができる人か」が見られていました。

もちろん、会社や職種によって見るところは違います。電気の選任が要る求人なら、電験は必須です。それでも、資格だけで決まる面接は多くありません。

私の場合、資格ゼロで内定した

私が持っている資格は、普通免許だけです。

それでも、製造業の生産技術から、工場のデータ活用を進める部署へ転職が決まりました。

求人票の「歓迎」の資格は、正直あまり気にしませんでした。使える資格を持っていなかったので。

これは「資格は要らない」という話ではありません。資格がなくても、行ける道はある。そういう話です。

行き先によっては、資格が要る求人もあります。だから、取る前に「行き先で本当に要るか」を確かめるのが、いちばんの近道です。

資格より前に、「生産技術からの転職そのものが難しいのでは」と思っている人は、生産技術の転職は難しいのかを実録で書いた記事を先に読んでみてください。

資格を取る前に「本当に要るか」を確かめる方法

で、取る前に何をすればいい?誰に聞けば分かるの?

いきなり勉強を始めないでください。確かめる相手は、目的で決まります。

  • 今の職場なら、上司と評価制度に聞く
  • 転職で使うなら、求人とエージェントに聞く

どちらも、勉強を始める前にできることです。数百時間の勉強の前に、確かめる時間を先に使ってください。

今の職場なら上司と評価制度に聞く

聞くことは3つです。

  • 資格手当や評価の対象になるか
  • 選任や担当の予定があるか
  • 取ったら、仕事がどう変わるか

3つ目は、大事です。法的要件の資格は、取った人に仕事が集まります。

私も、資格を取ったら仕事が増えそうで大変だな、と思っていました。それは会社の仕組みの問題で、あなたのせいではありません。

評価制度に資格の項目があるかは、人事の資料や上司に聞けば分かります。聞いて「特に評価しない」と分かれば、その資格は今の職場のためには要りません。勉強を始める前に分かるのが、いちばんの収穫です。

転職なら求人とエージェントに聞く

転職で使うなら、行きたい職種の求人票を何件か見てください。

  • 必須に資格があるか
  • 歓迎に、同じ資格が何度も出るか

何件か見比べると、「この職種はQC検定がよく出る」「電気系は電験が必須」のように、行き先ごとの傾向が見えてきます。求人の探し方は、生産技術の求人が探しやすい転職サイトの記事にまとめています。

ただ、求人票だけでは分からないことが残ります。

  • 歓迎の資格は、本当に加点されるのか
  • 自分の経験で、資格なしでも通るのか

これは、転職エージェントに聞くと分かります。製造業に詳しいエージェントなら、生産技術の経験者がどこに転職したかを、過去の支援で知っていたりします。

聞くことは1つで足ります。「この経験で、どの求人に資格が要りますか」

相談だけなら無料で、転職を決めていなくても問題ありません。いまの会社にバレずにできます。私も最初は、転職するか決めていませんでした。

生産技術に詳しいエージェントは、下記の記事で比べています。私が実際に使った3社の感想も入っています。

生産技術の資格でよくある質問

生産技術職におすすめの資格は?

目的で変わります。

今の職場で効くのは電験三種・機械保全技能士・QC検定。転職の求人の「歓迎」に書かれていることがあるのは、QC検定・電験三種・機械保全技能士・TOEICなどです。7つの早見表は1章にあります。

生産技術者マネジメント資格(CPE)の難易度は?

B級の合格率は45%です(2009〜2024年度の累計・公式サイト)。

公式テキストで生産技術の仕事全体を学び直す試験で、CBT(テストセンターのパソコンで受ける試験)で通年受けられます。A級はB級の合格が条件です。私は会社で聞いたことがなく、導入している会社とそうでない会社があります。

資格なしで生産技術から転職できますか?

できます。見られるのは資格より経験です。

私は普通免許だけで内定が出ました。電気の選任のように資格が必須の求人は一部です。取る前に、行きたい求人の必須と歓迎を確かめてください。

電験三種は生産技術で使いますか?

電気設備を担当する職場なら使います。

高圧で受電する工場などでは、電気設備の保安を監督する主任技術者を置くことが決まっています(外部に委託する形もあります)。選任されると、担当できる仕事が広がります。電気を担当しないなら、優先度は下がります。

まとめ|生産技術の資格は目的で選べば1つに絞れる

生産技術の資格は、目的で選べば1つに絞れます。

  • 今の職場なら、法的要件か仕事に直結する資格
  • 転職で見られるのは、資格より経験
  • 取る前に、本当に要るかを確かめる

次の一歩は、目的ごとに1つです。

STEP
今の職場で取るなら、上司と評価制度に聞く

手当・選任の予定・取ったあとの仕事の3つ。

STEP
転職で使うなら、求人票とエージェントで確かめる

「この経験で、どの求人に資格が要るか」を聞く。

資格がないことを、恥ずかしがる必要はありません。何のために取るかが決まった資格だけが、あなたの武器になります。

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この記事を書いた人

精密機器メーカーの生産技術職・現役7年目。
設備導入・ライン立ち上げ・設備内製(PLCラダー・制御盤)まで経験。
「生産技術、このままでいいのか」と悩んだ経験をもとに、同じ悩みを持つエンジニアに向けてリアルな情報を発信しています。

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